複雑な相続問題を円満に解決し、「ありがとう」を喜びに

OAG税理士法人  税理士
Interview
Profile
資産承継部
Yさん

2019年4月にOAG税理士法人に入社し、資産税担当として、相続税や個人の譲渡所得に関わる申告業務を中心に行う。2024年6月からOAG税理士法人千葉支店の支店長として、資産税業務に加え、千葉支店のマネジメント業務を担っている。

OAGの資産税担当として活躍するYさんは、若くして支店長に抜擢されました。そんなYさんですが、資産税の業務は未経験でOAGに飛び込み、新たなキャリアを築いてきました。税理士として自分らしいキャリアを築いてきたYさんの歩みに迫ります!

資産税に強いレアな税理士を目指して

YさんはOAGに入る前、会計事務所にいらっしゃったんですよね?どうしてOAGに転職しようと思われたのですか?

前にいたのは小さな会計事務所で、法人顧問をメインに行いながら、税理士資格の取得を目指していました。その後、税理士試験合格を機に、「もっと大きな事務所で働きたい!」という気持ちが強くなり、OAGに転職することにしました。
大きな会計事務所はOAGの他にもありますが、その中でもOAGを選んだ最大の理由は、相続税や贈与税、譲渡所得などを扱う資産税の業務を経験できることでした。税理士試験の勉強を通じて、資産税に興味をもっていたので、仕事で携わってみたいと思ったんです。
数ある税金のなかでも資産税は専門性が高く、相続税の申告を何百件も経験している税理士は多くいません。だったら自分は若いうちからOAGで経験しておきたいと思い、入社しました。

ということは、資産税は未経験で入社されたのですね。いきなり実務に入るのは大変ではなかったですか?

やはり最初は分からないことが多くありました。たとえば不動産や株式の評価計算や、遺産分割による税額への影響など、私が経験してきた法人顧問にはない論点が数多く出てきます。
また、法人や個人事業の税務と比べて、相続って一生に何度も経験するものではないですから、一発勝負な側面があります。一つの判断が相続税を大きく左右することもあり、ヒヤヒヤすることも少なくありません。
ですから資産税の仕事に不安はたしかにありましたが、OAGに入ると周りの人が一から教えてくれたんです。だんだん年次を重ねるにつれて難易度の高い案件を任せられるようになりましたが、自分の成長を実感しますし、大変な分、完結すると達成感があります。

OAGは多くの社員が在籍しておりフラットな社風であるため、相談しやすい環境ですよね。

実は、OAGに入る前に、「大きな事務所だから厳しい人が多いかも」と若干の不安があったんです(笑) でも実際はとても優しい人ばかりで、仕事を丁寧に教えてもらえました。大人数でランチをしながら情報交換をしたり、愚痴を言い合ったりする時間も私にとっては大切で、仕事のモチベーションになっています。

お客さまの前では仏の顔、税務調査ではプロの顔

Yさんが仕事のやりがいを感じるのは、どんな瞬間ですか?

やはり、「ありがとう」とお客さまに言っていただける瞬間です。相続税の申告は、亡くなられた方のご遺族にとって初めての経験であることが多く、不安の中で手続きを進めなければなりません。ひとつ判断を間違えると税額が大きく変わったり、家族間のトラブルになったりする可能性がありますので、そうしたことを税理士として先回りして解決すると、お客さまから感謝していただけますし、私も嬉しいです。

お客さまの相続に立ち会うのは、税理士の仕事のなかでも特殊ですよね。

はい。相続税は人の感情が絡むので、税務的には最適であっても、ご家族の関係を踏まえると他の選択肢がふさわしい場面もあります。相続人の方々の関係が複雑である場合、コミュニケーションを取るだけでも慎重にならざるを得ません。
そうしたときに私が意識しているのが、できるだけ中立的であるということです。特定の方に肩入れをしたり、逆に適当な対応をしたりすると、結果的にトラブルが起きやすくなってしまいます。そのようなことのないよう、相続人の皆様の気持ちを理解し、丁寧にコミュニケーションを取るように努めています。

相続税の申告書作成のほかに、どのような仕事をされているのですか?

税務調査の立ち合いも重要な仕事の一つです。相続税は比較的多く税務調査が入るので、調査への立ち会いを多く経験しました。
あるとき、お客さまから「Y先生は普段優しいのに、税務署の人にはプロとしての意見をストレートに伝えている瞬間もあるんですね」と言われました。プロとして専門家の意見を妥協せずに伝えるようにしています。
税務調査のときにシビアに見える理由を考えると、自信をもって税務調査に対峙しているからだと思います。事前にお客さまから十分にヒアリングを行い、想定される質問や指摘事項を洗い出し、しっかりと準備をしておくことで、税務調査の場面でお客さまに不安を抱かせないようにしたいと考えています。

OAGのリソースを活用しながら独立に近い経験もできる

Yさんは2024年6月から千葉支店の支店長に就任されると聞きました。今後はチームのマネジメントもされるのですね。

そうなんです。私はもともと独立志向が強く、そのことをOAGに入社するときから伝えていました。おそらくはそのことを知って、私の地元でもある千葉でOAGが支店を出すにあたって、支店長として私に白羽の矢が立ったのではないかと思います。

では、これからのチャレンジが楽しみですね。

はい。普通は独立をすると、オフィスやスタッフなどをいちから整えていく必要がありますよね。でも、OAGの支店長として働くのであれば、会社のリソースを活用して事業を展開することができます。たとえば独立するとまずやらなければならない顧客開拓も、OAGグループの営業部隊と一緒に動くので心強いです。そう考えると、会社に籍を置きながら、独立に近い経験をさせてもらえるわけですから、貴重な機会ですよね。

もちろん初めての挑戦ですから、苦労すると思いますし、問題にたくさんぶつかりながら解決していくことは目に見えています。でも、そうした経験が自分の成長につながるのは明らかですし、いつかは「君に任せて良かった」と言ってもらえるような形になれば最高です。

これからYさんのように税理士として新たなキャリアを目指している人に向けて、メッセージをお願いします!

これはとくに資産税の仕事をしたい人に向けてお伝えしたいのですが、OAGには未経験でも十分に資産税を習得できる環境が整っています。業務フローがきちんと決まっていて、少しずつステップを重ねてやがて業務全体をこなせるようになるので、ぜひ安心して入社していただければ嬉しいです。

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